さいとう内科小児科クリニック

神奈川県藤沢市辻堂元町4丁目7-21

お問い合わせ:0466-30-3500

信頼の元、安心して受診して頂けるような診療を目指して

検査

当院で実施している検査について

当院では電子カルテと連動するPACSシステムを導入しています。検査結果は血液検査や画像検査結果など一括 して診察室のモニター画面で閲覧可能です。

PACSとは、Picture Archiving and Communication Systemの略で、医療用画像管理システムのことです。DICOMという共通規格を通じて連携を図ることによりレントゲン、超音波検査、医療検査機関などで行ったCT、MRIといった画像撮影装置(モダリティ)から受信した画像データを保管、閲覧、管理することができます。

心電図

心電図

不整脈や狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患、その他心筋症などの心臓 疾患の診断を行います。 動悸や胸痛などの症状がある場合は、早期の診断が必要な場合があります ので、受診時に受付でお申し付けください。

超音波検査

超音波検査

当院では下記の超音波検査を行なっております。

心臓エコー検査

心臓弁膜症、心筋症、心筋梗塞、狭心症、心臓内血栓、先天性心疾患などの器質的心疾患の診断を行います。

頸動脈エコー検査

頸動脈狭窄や閉塞、動脈硬化(血管内粥種や内膜中膜複合体(IMT)の肥厚など)の評価を行います。

下肢静脈エコー検査

深部静脈血栓症や下肢静脈瘤・血栓生静脈炎の診断を行います。

甲状腺エコー検査

バセドウ病、橋本病などの甲状腺機能異常の疾患や、甲状腺腫瘤などの診断を行います。

腹部エコー検査

肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓、膀胱、腹部大動脈など、腹部疾患の診断を行います。

乳腺エコー検査

乳腺の腫瘤性病変(しこり)などの診断、評価を行います。

血管内皮機能検査(FMD検査)

超音波検査

ユネクスイーエフ UNEXEF38G

血管内皮機能を診断するための検査です。FMD(Flow Mediated Dilatation)とは「血流依存性血管拡張反応」といい、FMD検査により動脈硬化を引き起こす血管内皮障害を診断することが可能です。血管は内膜、中膜、外膜の3層構造からなっていますが、内膜は一層の血管内皮細胞で覆われています。動脈硬化は、この内皮細胞の機能が低下することから始まることが知られています。つまり血管内皮機能が低下した状態が続くと、血管内皮細胞の隙間からコレステロールが入り込み、動脈硬化が年齢相応以上に早く進行してしまうことになります。血管内皮機能が低下してしまう原因は様々ありますが、代表的なものに、高血圧や脂質異常、糖尿病などの生活習慣病や、運動不足、喫煙、偏った食生活が挙げられます。FMD検査ではこの動脈硬化の原因となる「血管内皮機能」を数値として表すことができますので、普段の血管コンディションを知ることができます。実際FMD検査は、疫学研究として世界的にも注目されている米国のフラミンガム研究においても動脈硬化の進展を見る上で実施されていますし、近年多くの学会や論文で発表され、ガイドラインへ採用されています。当院でも開院以来、動脈硬化進行の予防や、治療効果の判定や生活習慣の評価にFMD検査を用いています。

FMD検査とはどのような検査?

カフで腕を締め、その後の血管拡張を超音波で診る簡便な検査です。正常な内皮細胞は、カフを緩め た後に血管拡張物質である一酸化窒素(NO)を放出します。このNOがどれだけ放出されたかは、どれ だけ血管が拡張したかを診ることにより分かります。血管拡張が少ない場合は、内皮機能が衰えてい ることになります。動脈硬化や生活習慣で不安な方はご相談ください。

詳しくは https://unex.co.jp/fmd.html

血圧脈波検査

血圧脈波検査

手と足の血圧の比較や脈波の伝わり方を調べることで、動脈硬化の程度を数値として表したものです。この検査を行うことにより動脈硬化(血管の老化など)の程度や推定血管年齢、早期血管障害、閉塞性動脈硬化症などの血流障害をきたす疾患を診断することができます。

ホルター心電図

ホルター心電図

型軽量の装置を身につけて、日常生活中の心電図を記録することにより、不整脈や狭心症を診断する検査です。動機や胸痛などの症状が心臓に起因しているのか判断することができます。また、心拍数の変動や不整脈の種類や発生時間などから、不整脈に対する薬物治療効果判定やペースメーカーの評価にも有用です。
当院では従来のホルター心電図より小型軽量の機器を導入しておりますので、検査時の負担が従来機種と比較し大幅に改善されています。服の上からでは装着していることが分かりません。また、シャワー対応にも対応しておりますので日常生活を妨げることなく検査を行うことが可能です。

呼吸機能検査

呼吸機能検査

スパイロメーターという機器を使って肺の機能を調べる検査です。気管支喘息や肺気腫、肺線維症、気管支拡張症などの呼吸器疾患の鑑別、診断や治療効果判定に用います。
息苦しさや長引く咳を患っている方はご相談ください。また、長期間喫煙されて いる方は肺気腫による閉塞性呼吸機能障害を発症している事がありますのでご相談ください。

迅速血液尿検査

当院では、心筋梗塞や不安定狭心症などの緊急性のある疾患の早期発見、糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病に対する迅速な評価とアドバイスのために下記の機器を導入しています。ワルファリンによる抗凝固療法を行なっている方も当日に結果判定できます。

  • 血算(白血球数・ヘモグロビン・ヘマトクリット・赤血球数・血小板数)
  • CRP(炎症反応)
  • 糖尿病関連検査(HbA1c、血糖値)
  • 脂質異常症関連検査(LDLコレステロール・中性脂肪・HDLコレステロール・LDL/HDL比・non-HDLコレステロール)
  • 心筋マーカー(トロポニンI・ミオグロビン・CK-MB)
  • 心不全マーカー(NT-proBNP)
  • 凝固系検査(PT-INR・Dダイマー)
  • 尿検査(尿定性検査)

スポット ビジョンスクリーナー(弱視検査)

弱視を早期発見するためのスクリーニング検査機です。50人に1人の割合で弱視がある可能性があると言われていますが、乳幼児期の弱視の発見には専門のスクリーニング検査が必要です。子供の視力の発達には毎日目を使って絶えず物を見ることが重要ですが、弱視があると視覚伝導路に適切な刺激が与えられず、視力の発達が妨げられてしまいます。そのため、子供の弱視は早期発見と早期治療が重要です。スポットビジョンスクリーナーは6カ月以降のお子さんで短時間に簡単に検査を行うことができます。健診の際などに検査を行うことをお勧めします。

弱視検査

アレルギー検査

当院では血液検査によるアレルギー検査を行っております。
下記の項目に当てはまる症状がある方はご相談ください。
(検査結果に要する日数は4〜5日です。)

  • 決まった季節に目のかゆみ、充血、クシャミ、鼻水が出る
  • 掃除や衣替えをすると目のかゆみやクシャミ、鼻水が出る
  • 肌が乾燥しやすく、湿疹が出やすい
  • ちょっとした刺激で肌が赤くなりやすい
  • 膝の裏など屈折部に湿疹が出る
  • 特定の食べ物を食べた後、お腹が痛くなる・蕁麻疹が出る
  • 果物や野菜を食べると口の中や喉がピリピリ・イガイガする
  • 息苦しい時がある
  • 咳が8週間以上続くときがある

レントゲン・骨密度検査

レントゲン・骨密度検査

胸腹部レントゲン(直接撮影)・骨密度検査(MD法)が可能です。

骨密度検査
「骨密度」は、骨の強さを判定するための代表的な指標です。骨密度検査では、骨の中にカルシウムなどのミネラルがどの程度あるかを測定します。骨密度は若い人の骨密度の平均値と比べて自分の骨密度が何%であるかで表されます。骨密度検査は、骨の健康を知る上で重要な手がかりです。特に女性は症状が無くても、40歳以上になったら定期的に骨密度を測ることをお勧めします。

睡眠時無呼吸症候群簡易検査

睡眠時無呼吸症候群簡易検査

自宅で取扱い可能な検査機器を使って、普段と同じように寝ている間にできる検査です。手の指や鼻の下にセンサーをつけ、いびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性を調べます。自宅でもできる検査なので、普段と変わらず仕事や日常生活をそれほど心配せずに検査することができます。
簡易検査では無呼吸の有無とその頻度を調べることはできますが、脳波や睡眠の深さなどの詳細データまではとることができません。重症度によっては簡易検査の結果を受けてすぐに治療へと進むこともありますが、より詳細な精密検査(入院検査)が必要となる場合があります。
*機器の送付・回収については帝人ファーマに委託しております。

呼気中一酸化窒素濃度(FeNo)測定検査

睡眠時無呼吸症候群簡易検査

呼気(吐いた息)中に含まれる一酸化窒素(NO)の濃度を測定する検査です。気管支喘息の病態と関連する好酸球性気道炎症を調べる検査です。気管支喘息や咳喘息の診断や、治療効果判断(薬の有効性)に有用です。長引く咳が改善しない、運動時の息切れが改善しない、喘息の吸入治療を受けているけど治療効果を実感できない、横になると息苦しいなどの症状がある方は、好酸球性気道炎症の可能性がありますのでご相談ください。

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